台北整体基本手技法4
7.撥法はっぽう
(はじくこと)
①定義:
施術者は手の指、掌根(しょうこん)、肘などの所で施術部位に密着させ、長条形の筋肉、腱、靭帯に直角の方向へ弾じくこと。
②要領:
撥法で施術する時、患部の皮膚に対して擦ることが出来ない、弾くの範囲が広すぎないように、通常按法と一緒に活用させる。
③適用部位:
全身各肉厚の筋肉部位。
④施術効果:
深筋層(インナーマッスル)を弛緩して、リラックスさせる効果が出来る。
8.拿法なほう
(掴んでしっかり握ること)
1.定義:施術者は拇指とほかの4指が適当な力で施術部位を握りこんで反覆、リズム良く患部に対して挟んで掴み揉むこと。
2.要領:拿法で施術する時、五本の指は互いに対応しながらバランス良く均衡な力を出すこと。
力の加減は弱めから強めへ、再び強めから、弱め方へ、また、患部に力を切らないように反覆+リズム良く続くこと。
3.適用部位:全身の各部位。
4.施術効果:深筋層(インナーマッスル)及び四肢関節にリラックスさせる効果が出来る。