台北整体基本手技法7

整 体 基 本 手 技(
12法はんぽう

定義:
施術者が両手を使って、患部の肢体(手足と体)を反対方向または同じ方向に引っ張って伸ばすことによって、関節を伸展或いは回転させる方法を法と言います


要領:

受動的な回転、伸展、または屈曲が最大限に達した時、突発の力(アジャスト)によって、その回転や傾斜や伸展の度合を増すこと。
Ⅱ施術する時、アジャストの力を制御(コントロール)することと患部の関節可動域を超えないことが求められています。
また強引に引っ張る、捻じることと関節をポキポキさせることは得策ではありません。

適用部位:
腰椎斜位腰椎伸展

肩関節伸展法、骨盤斜位

施術効果:
身体全体の調子を整える、手足腰などの関節を動かす(可動性を拡大)効果があります。


13抜法ばつほう

定義:
施術者が片手または両手で患部の手足或いは関節の一端を固定し関節の反対側を引っ張る方法を抜法と言います、別名は抜伸法(引き伸ばし)

とも呼ばれています

要領:
手首の関節とゆびの関節、足ゆびの関節、足首の関節などの所で穏やかな力で施術すること、乱暴な力は禁じています。

適用部位:
頸椎、肩、手首、足首、ゆび関節など



施術効果:
身体全体の関節施術法として、特に四肢関節の施術は効果が得られます。